Mirzadeh

Creatures of Loviatar

Creatures of Loviatar

を紹介します

このバンドはフィンランド出身のシンフォニック・ブラックメタルで、北欧特有の哀愁漂うメロディはきらりと光るものを感じます。
今作が一作目になるのでしょうか?これについて実はよくわからないのですが、とにかく素晴らしい音楽であることには間違いありません(汗)全10曲計40分で、トラック1、10がインストというつくりになっています。一曲一曲聴きやすくまとめられていますが、若干短い気もしますね。
全曲ぶ厚いシンセサイザーに覆われており、常にクサックサのメロディが鳴り響いています。ただそのかわり激しい疾走はあまりみられず、あくまで雰囲気重視といった感じです。ちなみに私のお気に入りトラックは4、5、6、7で、そのメロディはものすごい殺傷力を誇ります(汗)クサメタラーは即死ですね。これは。
しかし欲を言えばもう少しだけ疾走感がほしかったですね〜。まぁこれはこれでいいのでしょうが、ドラムがもっと暴れてよかったと思います。もしこのメロディで疾走したらEquilibriumに近い感じになるかも知れませんね。
歌詞についてですが、英語の歌詞とスオミ語(?)の歌詞の曲がありますね。7、8曲目がスオミ語でしょうか、まったく読めません(汗)しかしタイトルをみた感じではもしかしたら「カレワラ」を題材にしてるように思います。「ロウヒ」とか「トゥオネラ」とか書いてありますからね。無論、何が書いてあるかはわかりませんが(笑)
このアルバムはクサメタラーの方にはぜひオススメします。おそらく悶絶死すると思いますよ(汗)ただ疾走系が好みの方やクサ過ぎるのが苦手な方にはあまり勧められませんが。