Opeth

Ghost Reveries

Ghost Reveries

 スウェーデンプログレッシヴ・デスメタル・アーティスト「Opeth」の8作目のフルレンス・アルバム、輸入盤全8曲約67分、日本盤ではDeep Purpleのカバーがボーナストラックとなっているようです。
 日本では"北欧の暗黒神"なんていわく有り気な名前で呼ばれている彼らですが、その音楽性は暗黒性よりも強烈な抒情性が際立ちます。
 デスメタルという一つの枠の中に抒情性が同居しているのではなく、もはやそれぞれの要素が一つの面となって多面体が構成されるイメージ、とでもいうのでしょうか。面の一つ一つが高度に洗練されているため、リスナーとしては安心して聴くことができるんですよね。ただ、この手の音楽性はその面が一つでも崩れれば全体が崩れるという危うさも孕んでいるわけでして、その危うさの中でよくここまでの作品を生み出すことができたなと思います。ホント、すばらすぃーでございます!
 個人的なお気に入りですが、5曲目「Reverie/Harlequin Forest」は11分39秒にも及ぶ大曲で流麗な展開が魅力の一曲。なお、6分過ぎ辺りからのギターメロディで激しく悶絶。。。これは下に貼っておきます。6曲目「Hours Of Wealth」は序盤でアコギとピアノの絡み合いが繊細さと耽美性を醸し出し、その後は弾き語りによるちょっとブルージーな雰囲気に。お酒を飲みながら聴きたい一曲ですね〜。
 とまぁ作品の紹介はこんな感じですが、なぜ今更このアルバムを紹介したかというとですね、なんと!
 2015年10月18日、ロンドンで当アルバムの全曲ライブをやるそうなんです!
↓公式サイト
http://www.opeth.com/home/news/item/229-25th-anniversary-concert-announced

 ってなわけなんで、一応告知しときます!
 ちなみに私はというと
 行けませんッ!!orz

↓5曲目「Reverie/Harlequin Forest」悶絶したー!哀愁漂いまくるギターメロディに悶絶したー!