Elysian Blaze

Levitating the Carnal

Levitating the Carnal

 オーストラリアのお独り様ブラッケンド・ドゥーム・アーティスト「Elysian Blaze」の2ndアルバム、全7曲約68分。
 デプレッシヴ・ブラックメタル+フューネラル・ドゥーム
 という救いようのない音楽性なわけですが、
 もうね、これタマラナイから
 ギター、そしておそらくベースの産み出す輪郭の不鮮明な轟音の中にピアノの冷徹な響きが横たわり、それに加えて遠くの方からヴォーカルが何か呻いている!うむ、美声である。また、割と疾走パートも多く、ドゥームゴリ押しな感じではありません。
 このアーティストで特筆すべきは、やはり耽美なほどの陰鬱メロディ!「そのメロディもっと聴いていたい!」というような耳に残る退廃的で厭世観全開なフレーズが満載で
気が付くと口ずさんでしまいます。
一般人が口ずさむメロディとはだいぶかけ離れてるけど、気持ちの面では変わりないはずなのでその辺誤解のないように。 
そこ!口荒んでるとか言わない!!
なんか話は逸れましたが、この手の音楽性が好みの方にとってはマストアイテムと言っても過言ではないはず。。。2曲目「Macabre Be Thy Blood」や4曲目「Eclipse」など、良曲満載なのでぜひ一度視聴してみてくださいな。


↓4曲目「Eclipse」ファミレスでお独り様の時によく聴きます。