Mithotyn

KING OF THE DISTANT FOREST

KING OF THE DISTANT FOREST

 ※今回の記事は全て赤い太字となります。読んでいる最中に胸が熱くなり過ぎた場合や、両刃剣を携えて大海原に出たくなってしまった場合は、速やかに閲覧を中止し、かかりつけの医師の指示に従って安静にしてください。
 
 本作は3作の偉大な功績を遺し大海原の藻屑と消えたスウェーデンの伝説的ヴァイキングメタラー「Mithotyn(ミソティン)」の第2作目である。その猛々しくも哀愁を感じさせるメロディセンスは、今なお多くの者の心に焼き付いて離れないという・・・。
 特筆すべきは1曲目「King of the Distant Forest」と2曲目「Hail Me」の完成度である。ブラックメタルの要素が色濃いながらも、ペイガニズムまっしぐらの胸熱メロディに酔いしれること請け合いのクリティカル・ソングなのだ!
 1曲目はアコギのメロウパートから突如
 でぃいいいぃぃぃりゃあああああああぁぁぁぁぁあ!!!!!!
 と、さながらほとばしる閃光が如き絶叫とともに幕を開け、ツーバス疾走!!その疾走感は戦場を愛馬で駆け抜ける光景を想起させ、5分28秒という時間を光か何かの速度と感じさせるほどである!そして曲中盤から導入されるトレモロは疾走感をさらに加速させ、後半では極限の哀愁に打ちひしがれるのだ・・・!そう・・・!ここでは「好敵手」と書いて「とも」と読むのである・・・!!
 2曲目は曲名からして既に名曲確定である。
 「我を崇めよ」
 そしてここでついに・・・!ついにコーラス来たああああああ!!урааааааааа!!!1曲目のような疾走感はない代わり、強烈に勇壮なコーラスが多用される!そしていつの間にか一緒に唄っている!!魂が!魂が燃え上がってくるううううう!!!
 おっと・・・危ない危ない・・・!無意識のうちにAmazonでバトルアックスとルーン文字辞典を検索するところだった・・・!!これはそろそろ大海原に出たくなってしまうな・・・!
 さて、以上の二曲は下に貼っておくので、是非とも聴いて欲しい。そして、思い出して欲しい。かつて戦友とともに渡り歩いた戦場を・・・!!

↓1曲目「King of the Distant Forest」

↓2曲目「Hail Me」