Heart

Bad Animals

Bad Animals

 アメリカ、シアトルのハードロック・バンド「Heart」の9作目、全10曲約41分。
 結成は遡ること1966年、様々な変遷を経ながら現在も活動を続ける最古参バンドの一つです。当時では珍しいAnn Wilson(Vo)とNancy Wilson(Gt)の姉妹を中心とした女性ロックとして人気を博し、今年2013年、ついにロックの殿堂入りが決定しました。おめでとう!
 アルバム全体を通してとても聴きやすいです。アン・ウィルソンの伸びやかで表情豊かなヴォーカルスタイルは、アメリカン・ロックにしては珍しく哀愁を帯びたHeartの曲調にマッチしていますね。そして大胆に導入されたシンセサイザーも良いアクセントとしてGood。
 本作の2曲目「Alone」は80年代を代表するバラード曲として有名で、緩やかで切ないピアノ調から一気に感情を爆発させるかのような盛り上がりがかな〜りかっこいい、まさしく名曲です。。。下に貼っておくので、これは是非聴いてみてください。また、そのAloneに続く3曲目「There's The Girl」はメインに用いられるシンセサイザーの印象が強く、本作の中において特にキャッチーな一曲。これもかなりお気に入りです。
 ところで、今回記事を書くために日本版Wikipediaを参照したのですが、そこに貼ってあるアン・ウィルソンの写真・・・
 誰もマツコデラックスに似てるとか思ってないから安心してくださいね(涙目)
 これは・・・!なんてこった・・・!昔の写真・・・!おい!これが「時間」ってやつの威力なのか・・・!!
 だがしかし!見た目なんかどうでもいい!曲がかっこいいならそれでOKなのだ!
 その生き様、オレは心に刻みつけるぜぇぇぇぇ!!


↓2曲目「Alone」 カラオケで原キーで歌おうとしたらその場はカンオケになりましたとさ。