Moon Madness

オール・イン・ビトゥイーン

オール・イン・ビトゥイーン

 アマゾンで輸入盤ってないんでしょうか?日本盤めちゃくちゃ高いんですけど(汗)今作はフィンランド出身のメロディアス・ハードロックバンドのデビューアルバムで、日本ではマニアの間で話題沸騰だったそうな。。。私は運良くブックオフで輸入盤を500円(!)で入手できましたが、あとはヤフオクなどで探すしかないかもしれませんね。本当に大人気のようです。あと話はずれますが、バンド名はやっぱりCamelから取ったんでしょうか(汗)曲にもめちゃくちゃ似てるフレーズがあるのですが(汗)
 本作八曲目の「Victims of the Moon」の冒頭で流れるどうしようもなくメランコリックなメロディ、この部分がCamelの名盤「Moonmadness」の二曲目「Song Within A Song」の冒頭のメロディにそっくり!こいつはタマンないですね〜(笑)抒情的な曲調とかも含めて、影響受けまくってますよ。それと影響を受けたといえば、このバンドはDeep Purpleの影響ももろに受けてしまっています。曲中で聴けるクラシカルでスリリングなギターの音づくりは、まさしくHighway Star!懐かしい!懐かしいよぉ〜!!(←ワタシハマダハタチ)さすがDeep Purpleのサポートを務めただけありますね〜。。。
 輸入盤は全10曲約39分、個人的には四曲目からの北欧チックな雰囲気が気に入ってますが、やっぱり二曲目、七曲目のようなスピード感あふれる曲も病みつきに(笑)この作品は中毒性がありますね〜。そしてキーボードがキラキラしていていいな〜、なんて思っていたら、なんとこのキーボーディストは元Dreamtaleらしい。。。なるほど、道理で悶絶できるわけです(笑)
 あともう一つ特徴を挙げるとするなら、ボーカルが女性という点ですね。しかもこの女性ボーカル、歌い方が変に凝っていないので非常に聴き易い。。。わざとらしさがなくストレートな歌い方で、曲調と見事にマッチしちゃっています。ちなみにこのおねーちゃんムッチ・・・いや、ツッコまない!ツッコまないぞ!(汗)
 さてざっくり紹介しましたが、この作品は本当にハイレベルです(汗)メランコリー愛好家の方は要チェックですよ!・・・それにしてもファーストのクオリティが高いバンドは今後が心配ですが、このバンドはそんなジンクスを破壊してくれるんでしょうか!?これからも大注目です!