Mankindend


「Anti-Human Feeling」

 人間嫌い過ぎて、ついには標識まで立ててしまいました(大汗)ブラジルのブラックメタルバンド「Behalf Fiend」のFiend氏による独りダークアンビエント・プロジェクトだそうです。Behalf Fiendの音源は聴いたことがないのですが、どうやら同郷の「Nahual」と同じレーベルに所属しているようですね。なんてマニアックな(汗)それにしてもこの音源は66枚限定でコピー販売されたものらしく、私が入手したのは44枚目(?)のようです。・・・レア感がないのですが、なぜでしょうか(汗)ちなみにこのジャンルに分類にしたのはご愛嬌(笑)
 全3曲18分28秒、これはミニアルバムなのでしょうか?分からないので必死に検索したのですが、このプロジェクトの音源は他に見つけられませんでした。・・・本当にマニアックですね(汗)
 さて、問題の音楽性ですが、これは完全にダークアンビエントです。ピアノ、シンセサイザーによる静かでもの悲しいメロディが聴く者を心地良い眠りに誘い、そこに乗るブラックメタル特有の脱力系喚きボーカルが眠気を加速させます。さらに音質は見事なまでにチープ。こんなの聴いて喜ぶ人間は変人か狂人の類と思われます。。。あ、私は変人です。
 ところで以上が簡単な紹介なわけですが、実はこの作品、作り方が少々特徴的です。1997年にFiend氏がピアノ、シンセサイザーのレコーディングを行い、そして時間を置くこと2004年にボーカルを加え、2005年に完成作として発表したそうな。虚無主義の讃美歌として(汗)面白いですね〜。ここまで来たら歌詞も読んでみたくなりましたが、残念ながら・・・いや、当然ながら書いてありませんでした。。。気になって仕方ありません。まぁタイトルから容易に察することはできるので、ここはこらえましょう(汗)しかしアンチヒューマンって・・・。
 具体的な曲の紹介をしたいところですが、この作品の曲は上記の説明で十分なほど単調極まりないため、この辺で終わりにしたいと思います(汗)一応曲目と時間だけ載せておきます。
1,Beyond The Human Vision(7分13秒)
2,Winds Holocausts...(5分03秒)
3,Shadows Of The Silence(6分12秒)
 それにしても単調なのに何度も聴きたくなるというのは不思議な感じですね〜。これは何気に良いですよ。
 ってなわけで、快適な安眠音楽をお探しのあなたへオススメしたいと思います。。。