Korpiklaani

Tervaskanto

Tervaskanto

 ついに私のアホ日記でも紹介できる日が来ました!ファーストアルバムの一曲目のPVが日本の一部マニアに大うけし、それ以降爆発的に人気を得るようになったフィンランド(我々ファンの間ではスオミという)の森の精霊「コルピクラーニ」の四作目です。今作は現地語満載で何を言っているのか皆目見当もつかない歌詞ですが、そこは熱き森林魂でカバーしましょう!(意味不明)ちなみに「Korpiklaani」の意味は現地語で「荒野の一族」っていう意味なんですよ。「森関係ねぇぇ!」というツッコミは厳禁ですので、注意して下さいね。。。
 さて、今作ものっけからハイテンションでぶっ飛ばしてきましたね〜。「Let's Drink」ってそのまんまじゃないですか(汗)ノリノリです。しかし彼らのことを単なるネタバンドだと侮ることなかれ。。。以前にも増して演奏技術が向上しているのですよ(汗)曲の構成、リズム隊の正確さ、ヴォーカルのバリエーションなど、一作目より明らかに上達しています。フォークメタルのみならず他ジャンルにおいても通用するレベルだと個人的には思いますよ。
 続いてタイトルトラックの二曲目は今作中最高の出来栄えですね。分かり易いギターリフと割と単純なドラミングにアコーディオンやフルートといったフォークメタル必携アイテムが登場し、やや疾走しつつ小気味良いビートを刻んでくれます。そして「オリ・カイケンタイノウ・カイケンナ〜ヌ〜・カイケンコ〜ロ〜♪」というサビメロはなかなか頭から離れません。私なんか試験中この曲が延々脳内再生されていて集中できませんでしたからね〜(汗)
 ところで二曲目ばかり強調しましたが、それ以降の曲もやっぱり良い。。。一、二曲目のようなハイテンションなものもあれば、七曲目のようなノスタルジックな雰囲気のものまであり、一気に聴けてしまうと思いますよ。個人的にはお気に入りの一枚です。
 あと忘れてましたが輸入盤は全11曲約43分という構成で、日本盤に付いてくるDVDはありません。DVDにはかの伝説のPVも入っているので、ひょっとしたら日本盤の方がお得なのかも知れませんね。。。まぁそれはともかく、運悪くこんな駄文を読んでしまった皆さん、彼らの「Wooden Pints(邦題;酒場で格闘ドンジャラホイ)」のPVは必見ですよ(笑)森の中で奏でられる熱いパーカッションを瞼に焼き付けましょう(笑)