Deadlock

Wolves

Wolves

ドイツ出身の彼らはついに今作からサビーネ・ヴェーニガーを正式加入させ、念願の男女ツインボーカル体制となりました
男性デスグロウルと女性クリーンヴォーカルの対比が非常に鮮明で、ゴシックメタル的な雰囲気も持ち合わせているように感じます
このアルバムが三枚目となり、以前より明らかに女性ヴォーカルパートが増えてよりメランコリックになりました
ジャケットには二匹の狼が描かれており、とあるメロディックブラックメタルのアルバムを連想してしまいます。。。
そこまで似てるというわけではありませんが(汗)

聴いた中で特に印象的な数曲を挙げてみます
一曲目はおどろおどろしいインストから始まり、そのまま二曲目に突入し、疾走!
ヨハネスの低音デスグロウルが心地良く響きます! 私、こういう声大好きですよ!
そして約35秒経過した時点でついにサビーネ嬢登場!
声質はどことなくアヴリル・ラヴィーンに似てる気がしますね。。。
重いベース、ドラムの上に乗ったクリアな声は余計に際立って聴こえます!
そして二曲目は六分ほどでしっとりと終わり、またそのまま途切れずに三曲目に突入!
三曲目はかの名曲「Code Of Honor」です! これはサビメロが耳に残りますね〜
キャッチーな曲とはこういうのを言うんでしょうか?
あと、おまけでこの曲のPVが入ってました(汗) たぶんおまけではありませんが(大汗)
四曲目はデスグロウルだけの曲で、めちゃくちゃ血なまぐさい歌詞が書いてあります(ってかこのアルバムのほとんどの曲に「死」という単語が入っているせいで、ぱっと見て全てが血なまぐさい仕上がりになってる気がするのですが・・・)
この曲はメロディにオーケストラを起用していて、まるでシンフォニック・ブラックメタルを聴いているような感じがします
私のお気に入りトラックです!
十一曲目はサビーネ嬢の独唱で、私の勝手な解釈では「狂気のラブソング」です(汗)
ピアノだけで演奏されるこの曲には心が掻き毟られます!
切なさMAXですよ!
・・・が、しかし。。。   サビーネ嬢の歌い方がもう少し感情的になればさらに良かったと思います。具体的にいえば、もっと強弱をつけてほしかったのです。いい曲なんですけどね〜。

輸入盤ならこれで終わりですが、日本盤にはボーナストラックがついています
なんと「Code Of Honor」のクラブミックスでした(汗)
しかも案外上手くできています(汗)
これを聴いて思ったのですが、もしかしたらデスメタルをこんな風にしたら全てそのままダンスホールミュージックに使えてしまうのでは!?
恐ろしいですね〜(大汗)     
でも見てみたい気もします・・・    DJがデスメタルを聴くところを。。。