Amorphis

Silent Waters

Silent Waters

このバンドはフィンランドの英雄と賞されており、その哀愁漂うハイパーメランコリックメロディはクサメタラーの心を掻き毟ります
私もその犠牲者の一人です(汗)
今作が八作目にあたり、前作からの勢いをそのままぶつけてきたような感じです
しかもジャケットを描いているのはあのトラヴィス・スミス氏だそうで(汗)
もはや感服でございます!

このバンドの特徴といったらやはりこのクサックサなメロディですね〜
キーボードが繰り出す抒情的な旋律は、まるで直接心に語りかけてくるかのようです
そして抑揚のあるボーカルは、メロディの凄みをさらに引き出すことに成功しています
タイトルトラックを一聴した時は本当に死ぬかと思いました(汗)
感動しすぎて(大汗)
このバンドのメロディは私のツボ、ドストライク、弱点ド真ん中なのです!
いちいちド真ん中過ぎて涙が止まりません!
メロディックデスメタルと表記されていますが、これはもはやひとくくりにしてはダメです!!
「超悶絶殺人級美旋律死亡重金属音楽」
なんていかがでしょうか!?
やっぱり無茶ですか!?

そしてもう一つ特徴を挙げるとするなら、やはりこのバンドの世界観そのものであるカレワラ(Kalevala)ですね
カレワラとは、フィンランドに古くから口伝されてきた伝説を元医師であるエリアス・リョンロットがまとめた、民族叙事詩のことです
これについてはまた機会があれば詳しく紹介することにしますね
このバンドの歌詞はそのカレワラを基に作られており、今回は「レンミンカイネン」が主題です
簡単にこの部分の説明をするなら
「バカな息子を母ちゃんが必死になって助けに行く話」
・・・といった感じでしょうか(汗)
こう書くとあっけない感じですが、実際はもっと濃い内容なのでご安心を。。。
さて問題の歌詞ですが、若干時間軸がずれているような気がしてなりません(大汗)
曲調重視でアルバムを作成したのでしょうか?
まぁとにかく素晴らしい音楽であることに変わりはないので、特に文句はないんですけどね(汗)

というわけでいろいろ書いてきましたが、このアルバムはクサメタラー一押しの作品であります!
聴いたことないという方は是非御一聴下さい!
新しい世界が、見えてきますよ〜