Arch Enemy

Rise of the Tyrant

Rise of the Tyrant

 日本盤全12曲約53分、ラストはKissのカバー。凶悪です。。。
 今作で既に7作目を迎え、この3作前(Wages of Sin)から加入したアンジェラ・ゴソウ(女性)のボーカルスタイルも完全に確立されました。一時バンドを離脱していたクリストファー・アモットも復帰し、兄弟の流麗なツインギターも復活。ちなみにその代わりとして追い出されたフレデリック・オ―ケソンは、個人的には不憫でなりません(涙)
 曲調は既に確立されており、メロデス界を代表する1アーティストとなりました。メロディアスにハモるツインギターにデスヴォーカルが加わり、終始ダークな雰囲気を醸し出します。1曲目「Blood On Your Hands」は冒頭のサイレンの後からアグレッシヴに展開し、ビートダウンを挟んだ後に来るツインギターのハモりがかなーりメロディアスでカッコいい。このアーティストの特徴は刻むようなブルータルなリフからのメロディアス・パートへの移行であり、本作でもバッチリ展開されます。そんな中でも1〜5曲目は非常に良い流れで、特に5曲目はハマりました(笑)5曲目「Revolution Begins」はのっけからメロディアスに展開し、ギターソロでのテンションは最高潮に!冒頭から使用されるメインメロディは連発され、そのまま最後まで流れていきます。Arch Enemyの曲の中では非常にメロディアスな部類に入ると思います。
 さてさて、簡単に紹介しましたが、これは初心者推薦盤です!「メロディック・デスメタルって何だろう?」と、興味がある方はこれを聴いてみましょう〜♪

↓5曲目「Revolution Begins」のPVです。