Rhapsody(Rhapsody Of Fire)

パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム

パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム

 SQUARE ENIXより PS2専用ソフト「エメラルドソード・サーガ」 好評発売中!!・・・なわけありませんが、もはや別名が「RPGメタル」のシンフォニック過ぎる彼ら。。。今作は大作「エメラルドソード・サーガ」の締めくくりです。全10曲約61分、ラストトラックはもはや映画の終わり方同然(笑)19分にも渡って物語の顛末を語ります。
 1曲目はのっけから相変わらず壮大なクワイアをぶっ放し、そのまま2曲目の疾走するギター・シンセパートに突入。クサックサなクワイアに彩られ、ツーバス全開、まさしく日本人のドツボな展開に。。。ちなみに日本ではかなりの人気を博しており、日本版のオフィシャルサイトができてしまうほどです。
 個人的なお気に入りは3曲目「Power Of The Dragonflame」で、サビにかけての盛り上がりと一緒に私のテンションまでもが急上昇します(笑)曲構成的にはアルペジオ形式で、徐々に徐々にクワイアの度合いも増えていき、後半、ギターソロの後から来る臭すぎるメロディではテンションがMAXに!私もクワイアに参加させてください!!
 では問題のラストトラックですが、これは冒頭でも言った通り、もはや映画の1シーン(笑)19分にも及ぶ大作で、物語の最後を締めくくるには最高の演出を魅せてくれます。流麗なアコギのメロディから入り、非常に耽美的なソプラノ・ヴォイスが入ります。そしてその後にいつも通りの疾走パートに突入し、その後6分近くで休憩(笑)そして再びメタルパートに突入。この曲は彼らの作品のなかでも非常にクワイアが強いと思われます。本物のオペラ歌手とか採用していそうですね〜。そして曲中では語りも入り、16分30秒辺りから1曲目と同じクワイアに突入。その後はアンビエントパートに突入し、物語に幕を引きます。いやはや、素晴らしいですね!1997年〜2002年に掛けて5作発表し、その全てが一つの独自のコンセプトに基づいているのですから!曲としても高い完成度を誇り、もう言うことなしですね!個人的には!
 ってなわけなんで、メタルに興味がある方はこのバンドから入ることをオススメします!ただし、この作品から入ってはだめですよ!これは物語の最後なので!(汗)

↓日本版公式サイト
http://www.geocities.jp/rhapsody_east/