Linkin Park

Hybrid Theory

Hybrid Theory

 私が洋楽を聴くきっかけとなったアーティスト「Linkin Park」の1stアルバム、日本盤全14曲約46分。
 へヴィなギターリフにラップ、シャウト、そして哀愁をまとったサビメロ。。。そのどれもが当時の私には新鮮で、暇さえあればこのCDをかけていました。
 全ての始まりは8曲目「In The End」で、この曲を聴いたときの衝撃は今でも忘れられません。緊張感を孕んだメインリフ、ラップ、サビでの盛り上がり。一聴して鳥肌総立ちで、その場で固まってしまったのは言うまでもありません。実は今でもよく聴いています(笑)ええ、
鬱ブラックを聴いた後によく聴いてます(笑)
 歌詞は非常に内省的で、そこら辺にいるようなツマラン連中とは一線を画します。いや、もはや比較の対象にすらなりません。この曲の歌詞はどこまで行っても結局は・・・。という歌詞で、この部分をどう読むかで取り方が変わってきます。日本人は何も考えずに「愛」がどうのこうの〜とか訳しますが、そんなツマラン一辺倒の歌詞ではないのですよ。まぁそこは人それぞれですが、これは原文に当たってほしいですね〜。
 他の曲では、ラップを大きく排除し、このアーティスト最大の特徴である哀愁を聴かせる「Pushing Me Away」や、ピアノを主旋律としてしっとりと聴かせる「My December」など、名曲揃いの一作と言えるでしょう。
 私はここから世界の音楽、ひいては世界の広さに気付きました。この作品がまた誰かの視点を広げられることを願っています(笑)

↓8曲目「In The End」